ハードコア音楽のマーケティング-準備編

【テーマ】
潜在的なリスナーに対して自分のバンドをどのように認知してもらうか」


【リスナーの定義】※今回の実験における定義です
オールドスクールハードコア、ハードコアパンクを好み、新しいバンドを常に探している耳の早いリスナー。
日本、海外は問いません。


【リスナーの行動】
現行でまだ知らないかっこいいバンドを探す時にどのような手法を使うか考えました。
一昔前の日本ですと、CD屋の視聴で探すという手法が多かったと思いますが、
大手のレコードショップでマイナーなアーティストを展開していることは少なく、
ましてや海外ではそのような実店舗自体が縮小傾向にあると聞いています。

最近はbandcampやYou Tube等のインターネットで探すことが主流になっているんじゃないかと思います。
よって、"インターネットを使って新しいバンドを検索する際に、発見されること"
が潜在リスナーへリーチする有力な方法であると考えます。


【手法】
今回のテストでは上記のリスナー行動を考えた結果、You Tube内でGoogle Adwordsを活用するという手法を選びました。
Google Adwordsとは:http://e-words.jp/w/AdWords.html
(Googleで検索した時に一番上に出てくる広告ページや、You Tubeを見たときに動画の最初に流れるCMですね。)


Adwordsには優れているポイントは多くあるのですが、特筆すべき点として、
動画にアクセスする人の年齢、国籍、アクセス端末、アクセス経路等々の分析ができます。
よって、実験し次回以降改善する取り組みとしては最適です。


【実験素材】
筆者のバンド"FOR LIFE"のライブ動画(フルセットで10分強)を使用しました。
https://www.youtube.com/watch?v=cTbQlo26VD0


【実践】
こちらのプロモーションを仕込む際に最も重要になるのは、"検索ワード"です。
特定の言葉で検索した人に対して動画を紹介するので、潜在リスナーが検索しそうな言葉を選択する必要がありますね。
一般的によく検索される言葉を選択すると、コストも高くなるのですが、ハードコアパンクで検索するような言葉ではそんな心配は無用です(笑)


今回は10以上のキーワードを登録したので全ては書きませんが、例えば、、
「Old school harcore band」や「Have Heart」、「In my eyes」などなどでセットしました。


あとは実際クリックしてもらい、興味を持ってもらった際に誘導できるリンクを準備することも忘れずに。
今回のケースですと、動画の説明文にFacebookサイトと、bandcampフリーダウンロードリンクをつけました。

こんな感じですね↓
Bandcamp: https://forlifehc.bandcamp.com/
(You can download "Demo 2012" for free")
facebook: https://www.facebook.com/forlife2011jp
Twitter: https://twitter.com/forlife__


【結果】
結果については次回の記事で説明します。